治療コンセプト


1. 長鍼・多数刺鍼を駆使。本物の道具・本物の刺鍼法


来院された患者様は口々に、今までこんなに「たくさんの鍼」を打ってもらったこと無い、こんなに「長い鍼」は打ってもらったことがない、とおっしゃいます。しかしながら当院の刺鍼法は、お困りの症状を効果を実感していただきながら一定期間で治すために、最低限のやり方であるのが事実です。


痛みの原因になっている筋が「深層」にある場合、その深さに届く道具(長鍼)を使った治療を行わなければ、何ヶ月・何回治療を繰り返そうが良化はあまり見込めません。また状態の悪い筋が広範囲に及ぶ場合、その全てのポイントを処置してあげないと上手くいかないこともあります。
当院では、不確かな自然治癒を期待するのではなく、問題に対し明確な処置を行うことで高い確率で治癒に導いていく刺鍼法を行なっています。

※使用する鍼の長さは2.5cm〜12.5cm、一回の治療で打つ鍼の本数は20本〜100本です。



2.問診・治療を通して状態を見極め、どの位の回数・期間で治せるか、今後の見込みを伝える


症状の原因や現状の把握がしっかり出来れば、治癒に関して今後の見込みをお伝えすることはプロとして当たり前の事と考えます。よくありがちな、治るまでしばらく通ってください…は治療者の逃げ口実ではないでしょうか。当院では、経験豊富なプロ治療家の見解を、治療の早い段階でお伝えすることをお約束いたします。


だいたいの目安ですが、早ければ2〜3回、平均7〜8回(週1回の頻度で2ヶ月)、長くても4ヶ月(計12〜15回の通院)の治療で、85%以上の患者様が完治、または大幅な良化を実感されています。



3. 強く響く、良化の手応えを感じることができる、満足できる治療


治療で使用する鍼は注射針と比べるとはるかに細いため、健康正常な体の部位に打った場合、ほとんど何も感じません。(院長が自宅で夜中に寝ている中学生の息子に打ってもそのまま寝ているくらいです…)
ですが痛みの原因となっている悪い箇所に打つと、ズーーーンと重く響くような、強く圧迫されるような感じがあると思います(腰の深部がかなり悪くなっている場合は、足が痺れるように感じられることもあります)。これが鍼治療で感じる独特な痛み(響き)です。その箇所が悪い場合、刺鍼時にはこの感じがあって当たり前で、逆にこの感覚を得れない治療は問題箇所に刺鍼できていないのでNGです。

この刺鍼の痛みは治療回数を重ねるごとに明らかに弱くなっていきます。そしてそれと同時に、お困りの症状も改善されていきます。


一般的に、急に痛めた症状はすぐ治りますが、長い期間慢性的に患ってきた症状は治すのにも時間がかかります。しかし当院の治療では、治療数回ごとに明らかな「良化の手応え」を感じていただく事ができると思いますので、患者様自身「良くなる!いう確信」を持ちながら、前述した回数(期間)の治療を続けていくことが出来ます。


患部の状態が悪いと最初の数回は治療後数日、刺鍼部位に今までとは異なる痛みや違和感を感じることがあります。スムースな良化を促すたため特に最初の数回は丸2日以上空けて、1週間以上空けないで、治療を繰り返していくことが肝要です。



【注】当院では患者様の感受性を第一に、治療中感じる痛み(ズーンという重み)が患者様にとって無理のない範囲で治療を進めていきますのでご安心ください。患者様がどう感じているかは、治療中、治療後、その都度お声かけをして確認させていただきます。

 

<HOME>